ある社長の悩み
就業規則作成のご依頼を頂いたお客様が、長時間労働に頭を悩ませていらっしゃいました。現状の把握とどうしたら法定内に収められるかを一緒に考えました。その中で、業務後に雑談をする時間があり、その後にタイムカードを押しているのでその分時間が長くなっている、とのことでした。また業務日報を書く時間を、業務の合間に行ってもらうようにしました。こうして当初より業務時間を短縮することができました。
就業規則を作成する中で、何度か訪問するたびに、「労働時間はどうですか？」と確認させて頂きました。労使協定も作成し、固定残業代の計算方法も改めました。また車を使う業務でしたので、4月からのアルコールチェックについても規定し、10月からはアルコール検知器によるチェックが必要になる旨お伝えしました。
おせっかい対応です
会社が成長していく中で、足元をすくわれないように、今できるリスク対策をしっかりと考えていきます。ひとたび労使問題が発生すると、賠償金だけでなく対応に多くの時間が取られます。私は今あるリスクを一つずつつぶしていくために、おせっかいでも何度も確認します。また労働者からの様々な要望や質問などがあると思いますが、こうした疑問にも社長を通じてお答えしております。
