あなたの会社には退職金制度はありますか?
あっても、ずっと昔に作ったままの退職金制度ならば、一度見直してみることをお勧めします。
まずは退職金規定を再度確認しましょう。
中退共などを利用している場合でも、中退共の支給額が実際の支給額に満たない場合は会社が補填する規定になっているかどうか確認しましょう。これは重要です!この場合、中退共の運用額が少なかった場合、退職時に会社の持ち出しが増える場合があります。
次に支給の計算方法を確認しましょう。最終給与を基準にした方式や勤続年数を基準にした方式があります。勤続年数方式の場合、能力や会社への貢献度が反映されず、勤続年数が長い人に多くの退職金を支払うことになり違和感が出る場合もあるでしょう。
最後にモデル退職金額を確認しましょう。中退共のページにモデルの金額が掲載されています。https://chutaikyo.taisyokukin.go.jp/qa/qa-08/8-3-3.html
こうしたものを参考にして、自社の規定は適正な金額なのかを検証しましょう。
現状若い社員ばかりだと、退職金はなかなかピンとこないかもしれませんが、しっかりと考えておかないといざ資金調達しようと思っても銀行は貸してくれないし、業績に影響するリスクもあります。もし悩んだらお気軽にご相談ください。